◎ 生物のもつメカニズムには宝の山が眠っている!
何億年もの変異と淘汰の中で生み出された生物の『優れた仕組みと機能』がブレークスルーを起こす!!
巻頭言(抜粋) 高分子学会 バイオミメティクス研究会 下村政嗣
本書は著者の多くが、文部科学省科学研究費新学術領域「生物規範工学」やエアロ・アクアバイオメカニズム学会、高分子学会バイオミメティクス研究会のメンバーであり、研究分野は自然史学、形態学、発生生物学、生理学、化学、物理学、ナノテクノロジー、材料学、流体力学、機械工学、生産技術、情報科学、環境科学、など多岐にわたった、産学官にいたる多様な陣容である。それゆえに、本書は、我が国のバイオミメティクス研究・開発の現状をあまねく俯瞰することができる。
永く我が国のバイオミメティクス研究開発の普及書となるべく、総合的な編集を心掛け、国際標準化を含む国際動向の最新事情、我が国の課題である異分野連携、産学連携の最新動向にも言及することができた。
監修・執筆者
・下村政嗣(千歳科学技術大学)・西野浩史(北海道大学)・阿多誠文((独)産業技術総合研究所)・石井昌彦((株)豊田中央研究所)・金野祥久(工学院大学)・石井大佑(名古屋工業大学)・嶋田友一郎(東京理科大学)・石橋政三((株)チノー)・張暁林(東京工業大学)・石田秀輝(東北大学)・長谷山美紀(北海道大学)・石田斉(北里大学)・井須紀文((株)LIXIL)・前野洋平(日東電工(株))・稲田孝明((独)産業技術総合研究所)・速水進治(プレシオ国際特許事務所)・奥田隆((独)農業生物資源研究所)・村瀬亨(住友電気工業(株))・横田尚((有)アセニール)・大園拓哉((独)産業技術総合研究所)・下澤楯夫(北海道大学)・大崎茂芳(奈良県立医科大学)・加藤直三(大阪大学)・大塚雅生(シャープ(株))・海道昌孝(トヨタ自動車(株))・谷本智史(滋賀県立大学)・岩堀健治(科学技術振興機構)・池田篤志(奈良先端科学技術大学院大学)・菊池正紀((独)物質・材料研究機構)・中山喜萬(大阪大学)・吉岡伸也(大阪大学)・中川徹(パナソニック(株))・久保田洋(京都大学)・中村太郎(中央大学)・宮内昭浩((株)日立製作所)・中谷達行(岡山理科大学)・金森義明(東北大学)・中里勝芳(日本大学)・桑折道済(千葉大学)・朝倉浩一(慶應義塾大学)・原滋郎(浜松ホトニクス(株))・長谷川誠((株)富士通総研)・広瀬治子(帝人(株))・田畑洋(東京工業大学)・高原淳(九州大学)・都甲潔(九州大学)・高梨琢磨((独)森林総合研究所)・島田守(日本ペイントマリン(株))・黒川孝幸(北海道大学)・東善之(京都工芸繊維大学)・今井宏明(慶應義塾大学)・藤枝俊宣(早稲田大学)・昆陽雅司(東北大学)・藤田晋(日産自動車(株))・斎藤彰(大阪大学)・内田欣吾(龍谷大学)・細田奈麻絵((独)物質・材料研究機構)・梅津光央(東北大学)・三友秀之(北海道大学)・萩原良道(京都工芸繊維大学)・山下一郎(パナソニック(株))・樋口真弘(名古屋工業大学)・寺北明久(大阪市立大学)・尾崎まみこ(神戸大学)・芝清隆((財)癌研究会)・福田隆史((独)産業技術総合研究所)・酒井敏(京都大学)・福嶋正巳(北海道大学)・小西康裕(大阪府立大学)・平井悠司(千歳科学技術大学)・小幡章(日本文理大学)・平坂雅男(帝人(株))・小林昇平((独)情報通信研究機構)・平木講儒(九州工業大学 )・松井真二(兵庫県立大学)・穂積篤((独)産業技術総合研究所)・松尾行雄(東北学院大学)・北川一敬(愛知工業大学)・松尾保孝(北海道大学)・本田崇(九州工業大学)・新垣篤史(東京農工大学)・木下学(防衛医科大学校)・森垣憲一(神戸大学)・野々山貴行(北海道大学)・森直樹(京都大学)・劉浩(千葉大学)・針山孝彦(浜松医科大学)・鈴木厚(トヨタ自動車(株))・須藤誠一(秋田県立大学)・鈴木保博(ポーラ化成工業(株))・瀬崎文康((株)カネカ)・平田宏一 ((独)海上技術安全研究所)
体裁
A4判 702頁